基礎演奏力の向上を目的に、文化祭終了後から全部員が課題曲をコピーする期間が始まりました!課題曲は巖コーチから頂き、自由曲は自分たちで決めます。課題曲を完コピし、巖コーチから合格を貰うことを目指すというルールです。
プロの楽曲をコピーすることで、自分では思いつかないフレーズやリズム、表現方法を知ることができます。コピーは単に自分の楽器で音をなぞるだけではなく、演奏者のニュアンスやアレンジを理解し、自分の演奏にどう落とし込むかが大切になってきます。
みんな完璧なコピーになるようできる限りの練習を心がけてください🔥
~課題曲について~
ひとつだけ/SCANDAL
Answer/FLOW
の2曲が課題曲として発表されました。
SCANDALのひとつだけ は女性ボーカル
FLOWのAnswer は男性ボーカル
ですが、両曲ともコピーしてください!
~室井先生直伝!楽曲をコピーする方法~
①楽曲をとにかく聴くこと
最低でも30回は聴き、50回100回以上聴けると良い。通学のときでもいつでも曲を繰り返して沢山聴きます。特に譜面(バンドスコアやパート譜、歌詞カード)を追いながら楽曲を聴くことは大切です。楽曲とアーティストへのリスペクトが完成度に大きく影響します。コピーする楽曲はストーリーミング再生ではなく、wav形式の音源を購入して聞いてください。ライブに行けたら最高ですね。
②歌詞を覚えて歌えるようになる
ここまではひたすらコピーする楽曲を聴くこと。早く自分の楽器を弾きたい叩きたいと思うきもちは分かります。でもその気持ちを募らせていくことが練習の効率を高めます。全パートメンバーが歌詞を覚えて歌を歌えることは楽曲を演奏することにおいて必須です。
③自分のパートを歌う
譜面を見てギターだったらジャンジャン、ベースだったら、ドゥードゥドゥ、ドラムだったらドッタドドタ、のように自分の演奏するフレーズを歌えるようにします。
歌えないフレーズは弾けませんし、叩けません。
演奏中は自分の演奏してるフレーズを口ずさんでいるかがとても大事です!
④ここで初めて自分の楽器を触る
①②③が出来るようになると、楽器を持った際に効率的に楽曲をコピーし演奏ができるようになります。譜面(パート譜)を読みながら実際に音を出してみてください。そして原曲を忠実に再現する音作りのコピーを始めてください。実際のアーティストが作った音はスマホで再生される音ではなく、本物はライブで楽器が鳴る音、最低でも無圧縮の音源をヘッドホンで聴く音です。準備室のスピーカーで音を聞きに来てもらっても良いです。
⑤テンポを落としてクリック練習をする
初めから原曲のBPMで曲を演奏しようとすると、できていないフレーズでも速さで演奏のミスを誤魔化せてしまいます。自分でフレーズができる速さまでテンポを下げ、ミスを流さず完璧に、正確に演奏する練習をしましょう。できるようになったらテンポを少し上げて練習するを切り返して、原曲のテンポまで戻していきます。
⑥セクション練習をする
曲を通して練習するのはまだ早い!例えば1Aを30回練習すると1回目と30回目で明らかに自分の演奏の質が向上します。録音して確認してみてください。その差が分かるということが大切で、違いの分かるプレーヤーになるということです。イントロ、Aメロ、Bメロ、サビとセクションごとに分けて同じセクションを繰り返し練習してください。できるようになったらセクションの変わり目を含んだAメロの後半からBメロの前半といった繋ぎ目を繰り返し練習するのです。楽器の練習は指や手、身体を使っての演奏の練習と、自分の耳を研ぎ澄ませ違いを聞き分ける耳を育てる練習の2つが両軸となっています。これが練習の肝となります。
⑦バンドでのセクション練習
⑤⑥の練習が個人で完璧にできるようになって初めてスタジオでバンドで合わせ練習をします。スタジオに入る前に曲のどの部分をテンポいくつで何回練習するか、何を意識するかをミーティングで決めておきましょう。貴重なスタジオでの時間を最大限に活用する方法です。バンド練習の肝はどのパートの音を聞いて自分のテンポをとるかです。他のメンバーの音をしっかり聞くことができる音量バランスを心がけてください。特にギターの人は音が大きくなりがちです。練習中はズレたらすぐ止めて、最初からやり直すこと。スタジオでの練習が終わったら、今回の課題を整理して、次の練習までのスケジュールを立てましょう。
⑧バンドでの通し練習
ステージを意識した中音作りが最大の肝です。どんな環境でもメンバー全員の音が聞こえるように音量を決めてください。ステージでの立ち位置や演者の表情からステージングに至る、そのアーティストと楽曲全てをライブ映像を繰り返し研究してコピーしよう!つまりはライブをコピーすることなのです。
コピーって奥が深いですね!
