2024年5月2日木曜日

育成バンドスタート


まず最初に希望を尊重しながら個人の楽器パートを決めます。
指導者となる先輩部員がパート毎にくじ引きで1年生育成のための育成バンドを組みます。
育成は6月の育成発表会までのおよそ2ヶ月をかけてプロの楽曲をコピーする課題曲1曲と自由曲1曲を練習しながら以下のことを学びます。
今年の課題曲は
Conton Candy ロングスカートは靡いて
です^ ^


『部員としての基本』
《スタートは部活での決まりごとの確認》
・挨拶と返事:できなければ退部勧告です
・時間厳守:遅刻は重罪、他人に時間的な迷惑をかけない、万が一の状況連絡はとても大事
・軽音ノート:練習の記録、他人が受けたアドバイスをも自分に役立てるように記録、目指せ軽音ノート使いのプロ!
・掃除:掃除はエリートがする仕事、自在ホウキは押してはダメ
・バンド企画書の作成:バンド名はバンドの命、詳細に記入後顧問に提出

『練習の前に』
・必要な楽器と機材:自分に合ったいい楽器とは、自分の機材の取り扱い
・プラグの抜き差し:電源でも楽器の接続でもプラグを持って抜き差しは基本中の基本!
・チューニング:竿物楽器に触れるときに毎回必ずチューニングをする
・シールドケーブルを自作:ケーブル作成会に参加して仕組みを知ろう
・シールドの8の字巻き:ケーブルの扱いの基本、大切にしたくなる機材との関わり方
・メンテナンス:楽器と機材のメンテナンス方法、弦交換や指板の手入れ、バレーコードも楽な弦高調整、オクターブチューニング、接点の清掃

『個人練習』
・今日の逸曲:世田谷総合の楽曲分析とヘッドフォンで聴く低音が豊かな音楽の世界
・基礎練習のパターン:運指やストローク、パラディドル、アクセント移動、ボイストレーニング
・メトロノームを使う:クリックに合わせる意識では無く、クリックを聞くが大基本、メトロノーム先生が上達の近道!
・リズムリーディング:リズムパターンを変えながらクリックの裏にある8分音符を感じ取る
・参考資料の紹介:音源と映像、プロのライブをコピーする
・個人での曲練習の進め方:クリックを聞きながらセクション練習
・自由曲の選曲:やりがちな好きな曲ではなくボーカルの音域最重視で選曲すること
・移調でベストマッチ:間違いがちな転調と移調、楽曲のキーを変えること

『バンド練習』
・空合わせ:スタジオに入らなくてもできるバンド練習、メトロノーム必須
・スタジオと機材の使い方:スタジオの予約、マイクのセッティングとPA卓の調整、アンプのセッティング、メトロノームのセッティング
・スタジオ練習の進め方:効率良いスタジオの利用はセッティング後のムダ音をいかに少なくするか、セクション練習を基本に曲を分けて完成度を上げる
・バンドアンサンブル練習:ライブでのいわゆる中音の作り方。自分の音はもちろん全員の音が聞こえているか、ボーカルが一番大きく聞こえているか
・ライブに向けた表現:ライブパフォーマンス、見せ方、聴かせ方
・スタジオ利用時の注意:帰宅時間など保護者との約束厳守

『成果の発表』
・ライブ発表会:一番カッコいいライブを目指せ!
目指せ!100の問い:軽音部の知識テスト100の問いで30点以上を獲得せよ、上級生はは80点以上取れる


『バンドの終焉』《解散を体験》
・育成バンド解散式:悲しいか嬉しいかそれはどんな時間を過ごしたかで決まる
・ようこそ初級者へ!:誰も君を初心者とは思わない

1年生は軽音楽の入り口を新しく学びますが、上級生も普段の活動を言葉に現して教えることで、基本や初心を振り返りる機会になるため、改めて学び直せます。そのため、育成バンドでは教える人、教えられる人が互いに学び成長するメリットがあります。

その後本バンドと呼んでいる自分たちのバンドを話し合いで組んで、オリジナル楽曲の制作に入ります。



育成バンド終了後、もしかしたら17期の選抜バンドを作るかもです、、

選抜バンドは世田総の看板を背負って7月以降の全ての合同ライブに出演してもらいます!