本日はお集まり下さりありがとうございます!ここにいる人は少なからず軽音楽部に入部したいと考えていると思います。この説明会の話を聞いて、本当に軽音楽部に入部するかを決めて欲しいと思います。それではこれから入部説明会を始めます。
〈軽音楽部の基本情報〉
活動日は火、水、木、金、日曜日で、土曜日は普段は活動はしていませんが、ライブを行う際に会場を作るために活動したり、連休の時などは他校で開催される合同ライブに参加することもあります。
普段の活動場所はここ、情報棟1階情報実習室です。
部員は現在3年生が5人、2年生が13人の計18人で活動してます。
世田谷総合軽音楽部は、「ボクたちアーティストである」をモットーとして、たった3年間の高校軽音でしか経験できない活動をしています。
〈二子魂衝動〉
二子魂衝動は月に1回目安、オリジナル曲限定で他校を招いて行う合同ライブです!そして私たちは現在「フロアライブ」という形でのライブを行っています。この形でのライブをやってるのは日本中で世田谷総合軽音楽部、ここだけなんです!!このライブではステージではなくフロアに機材やドラムセットを構えて、バンドメンバーがお互いの顔を見ながら演奏できるんです。この形の魅力は、演者とオーディエンスの距離が近いところにあります!演者の表情やスキルなどをまじかで見ることができ、迫力や熱量も伝わりやすいです。この二子魂衝動は一昨年の4月から開催していて、つい先日の4月13日に第18回を迎えました!最初は普通のステージから始まって、色々な試行錯誤をしてこの「フロアライブ」にたどり着きました。そして、そんな二子魂衝動のステージの上では様々な都道府県からのバンドが演奏してきて、東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、山梨の関東近県を始め、静岡、和歌山、北海道、沖縄からもバンドが遠征に来て演奏をしに来てくれました。今までこのステージに立ったバンドの数はなんと計351バンドです!
二子魂衝動ではバンドでの出演はもちろん、私たち部員がスタッフとなり、ライブを自分たちで作り上げ、運営しています!運営は6つの班に別れて行っており、それぞれ大切な仕事を担っています。
①第2の顧問かつ、タイムキーパー「責任者」
②ライブの音響を司る「PA班」
③演者を照らし、ライブの雰囲気を作る「照明班」
④演者を1番近くで支える「ローディー班」
⑤ライブの盛り上げ役「司会班」
⑥ライブの万事屋「誘導班」です。
PAや照明班では普通では経験することのない専門的な領域まで踏み込んでいきますし、普通の高校では触ることのない機材を使うため、とても貴重な経験を重ねることができます。このライブを作りあげていくということでは、自分たちで作り上げるからこその達成感だったり、楽しさは本当に計り知れないくらいです。だからといって、ただわちゃわちゃして楽しいを目指すのではなく、全員が真剣に取り組んで最高に楽しい。という、真摯に向き合うことによって自分たちの記憶に鮮明に残る最高に楽しいライブを作り上げて行くことを目指しています。そのためには今紹介したこの6つの班がそれぞれ連携を取り合って、1つのライブを作っていくので、もちろんチームワークが大切になっていきます。毎日の部員同士でのコミュニケーションであったり、一人一人の部活動への意識だったりもライブの運営に関係してきます。顧問や先輩、コーチに教わりながら日々進化していく二子魂衝動!繋いできたこのバトンを絶やさず、このあとも続けていきたいので、入部した際はぜひ、一緒に二子魂衝動を作っていきましょう!
〈合同ライブ〉
まず前提として私たちはオリジナル曲を制作して合同ライブや大会への参加を行っています。コピーを行うのは入部してから組まれる育成バンド、で課される課題曲と自由曲、そして夏頃に取り組む課題曲のみです。それ以外にバンドで楽曲をコピーしたとしてもその楽曲をライブで演奏する機会はなく、オリジナル曲を作るための技術や知識のインプットという扱いになります。
それを踏まえて、まず合同ライブについてです。私たちが二子魂衝動を開催しているように、他の高校でも合同ライブが行われています!そのため週末の日曜日は他校の合同ライブへ行きライブをすることも多く、様々な人と、バンドとの交流をすることができます!さらに他校のオリジナル曲を聞くことによって自分たちのバンドの刺激にもなり、一日中ライブで音楽に包まれた最高の時間が過ごせます!そんなすてきな合同ライブが、早速4月20日に埼玉の国際学院高校、ゴールデンウィークの5月3日に千葉の東海大浦安高校、5月5日に埼玉の所沢高校であります!4月20日と、5月3日のライブは1年生は全員見学となっているので、しっかりと各自スケジュールに追加しておいて下さい。他のスケジュールもブログにも書いてあるので、チェックしておくといいです。
〈公式大会〉
そもそも軽音楽に大会があるのか?!と思った人も多いと思いますが、実は結構あるんです。私たちの今までの実績として
15期生バンド 非国民△ が東京都高等学校軽音楽連盟の開催している夏大会で準決勝進出。
宮地楽器が開催している23歳以外限定の音楽コンテストTOKYO MUSIC RISEで決勝戦進出。
ライブハウスの主催している大会JYOJI-ROCK
2024 夏大会でローランド賞受賞。
16期生バンド ネクラマボイスが東京都高等学校文化連盟の開催する中央大会で優秀賞獲得。ライブハウスの主催している大会JYOJI-ROCK 2025春大会の準決勝進出
という結果を残しています。
これ以外でも様々な大会があり、多くのバンドは大会での受賞も目指し切磋琢磨しています。
〈軽音ノート〉
先輩から学んだことや自分で思ったこと、ライブを見て気づいたこと、日頃の練習の記録、メモ、反省など軽音の全てを記すノートです。手を動かすことで覚えるし身につきます。思っていることを言語化することで常に自分の今の状態や立場が見えてきます。自分の強みは何か、逆に何が足りないのかなど見ることができます。
〈掃除〉
掃除はプロの仕事です。自分たちの使わせてもらっているところを最初より綺麗にして返すのは当たり前です。自分のゴミは自分で持って帰るし、自分のゴミではなくても拾ったりします。手が空いていたら掃除をしたりする意識を持つことが、軽音楽部の部員としての高い意識につながると思っています。視野の広さが鍛えられたりもすると考えています。
〈本気で頑張る〉
軽音楽部を本気で頑張り、やり切ったら引退後、自分の進路活動にも本気になれます。
全国の高校生とも交流を持て、輪が広がります。やり切る、ということの大切さを学べるし、やり切ったという過去があるから自分に自信が持てたりもすると思います。バンドをしていく上で柔軟性や協調生も生まれます。
部活を最優先に考え、遅刻しない、欠席をしない、体調管理をする、ことが大切です。期限守ることも大切です。また仕方なく欠席する場合は幹部に連絡するするのも当たり前のことです。
〈楽曲分析〉
ただ好きな曲、好きなアーティストを聴いているだけでは軽音楽部員としては引き出しが少ないままです。自分から積極的にジャンルにとらわれず、曲を聴くことでオリジナル曲を作る上でのアレンジの引き出しなどを増やします。同じアーティストは分析しないというルールで楽曲を3回聞きます。1回目はドラムとベースを意識して聴き、リズム、グルーヴを感じます。2回目はギター、キーボードなど上物楽器を聴きます。
3回目はメロディや歌詞や意識して聴き、世界観を感じます。通し番号、アーティスト名、楽曲名を書き、明るい、暗い、速い、遅いの十字のグラフに座標を書きます。バンドメンバー同士で楽曲を共有したりして、共通認識ができたりするのも良いと思います。1年生は入部から7月中旬までに100曲、2年生は7月の中旬までに500曲分析が目標です。
〈育成バンド〉
6月末までの仮のバンドです。課題曲と自由曲をそれぞれコピーし発表します。1年生の中でパート希望を調査してこちらで調整し、人数が合うようにし、バンドを組みます。先輩の2人ペアがスタジオ練習を見てアドバイスをしたり、その他、スタジオの使い方、機材の使い方、軽音ノートのことなどについて詳しく教えます。またパート練をかなりの頻度していくので、先輩たちが真摯に教えてくれます。その後本バンド決めがあり、各々バンド活動を始めるという形です。希望パートがみんなあると思いますが、どうしても人数が合わないのが毎年です。自分のやりたいパートを突き通すのも悪いことではないですが、本バンドが組めず辞めていく人や育成バンド解散後にパートを変える人などが出てきてしまいます。そうならないように1年生全体で話し合ったり、先輩に相談することが重要になってきます。
〈費用〉
初期費用はギター、ベースなら個人差ありますが5万円から10万円弱ほどかかります。楽器とアンプを繋ぐシールドケーブルというものがあるのですがそれは入部したら3000円ほどで自分で作ります。合同ライブで関東圏に行くことが多いので、長期休みや連休などは交通費もかかります。去年の夏休みなどは7000円から1万円ほどかかりました。去年の夏休みの活動内容はブログから確認お願いします。さらに部活外でスタジオに各バンド入ると思うのですが、1人3時間2000円から3000円ほどかかります。ドラムの場合、キックペダル1万円5000円から3万円、スネア2万から5.6万円、スティックは1000円から2000円ほどです。スティックは消耗品なので買い替えが必要です。
アルバイトは学校として禁止していませんが、軽音楽部は推奨しません。週5で活動していて、バンドでスタジオに入ったり、週末に合同ライブなどが入ったりしたら1週間の間に休みがほぼない時もあります。アルバイトは高校生じゃなくてもできます。この3年間は部活一本をお勧めします。
お金がかなりかかるので親御さんとの相談が必須になってきます。入部前に必ず相談お願いします!!!
〈勉強と学校行事と部活〉
そして、バンドでスタジオに入ったりして休みがない週があるのもそうですが、普段から各楽器の練習、曲作り、ライブ運営もおわったら次のライブに向けてどんどん動いていくし、合同ライブ行ったりもするし、大会もあるし……。学生の本業、勉強も学校行事もあります。そうなんです、かなり忙しいです。軽音楽部を本気で行うにはそれなりに部活に割く時間が必要です。しかしそんななかでも大事にして欲しいのが学生の本業として挙げた勉強と、学校行事です。部活だけに集中しすぎて、そっちを疎かにして欲しくないけど、部活も疎かにして欲しくない…。この学校生活の3本柱である勉強、学校行事、部活。これらをこなしていくのは難しいですが、入部するからには頑張って欲しいです。
〈入部課題〉
入部課題?!なにそれ?!と思う人多いと思いますが、シンプルです。テーマ「これからの意気込み」で作文用紙2枚を書いて、4月20日にある1年生全員見学の合同ライブの日に提出してください。
これで私たち幹部からの説明を終わります。
それではこれで入部説明会は終了となります、本日は来て頂きありがとうございました!
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