2024年5月25日土曜日

ライブ責任者の仕事



二子魂衝動責任者

〜主な仕事〜
①バンドの出演順とタイムテーブル作成
②ライブフライヤー・パンフレットの作成
③設営時の指示出しとタイムキープ
④ライブ当日の指示出しとタイムキープ
⑤撤収時(班反省、部会含む)の指示出しと
  タイムキープ
⑥ライブの中断や中止を判断する


① バンドの出演順とタイムテーブル作成

〈出演順〉
→学年、曲数、セッティングを考慮しながら校内順番を基に組んでいく。
1バンド出したら同じ高校のバンドは2~3バンド間隔を開ける。
午前午後のバンド数はその時のバンド数によって変わるため、臨機応変に対応する。
出演順が決まり、室井先生からOKが出たら、PA表右上の□に出演番号を午前、午後に分け1から書き込み、部員に共有する

〈タイムテーブル〉
→ライブ開始時間は出演バンド数によって変わるが、基本は10:00。
1曲5分、2曲10分、3曲15分に転換時間5分を足して組んでいく。(ゲストは転換等を含め30分、などとバンドごとに対応)
お昼の時間は1時間、交流会は15〜20分取る。(午前のライブが予定より巻いた場合はお昼休み後に交流会を行う)
終わりの時間も忘れずに書く。
完成したら全体のLINEのグループに送り、自分のタイムキープノート(各バンドの出演順、演奏開始・終了時間、転換時間を書いたノート)に写していく。


②ライブフライヤー・パンフレットの作成

〈フライヤー〉
ライブフライヤーはブログやSNSに投稿されるため、参加校以外の学校の目にも止まります。世田谷総合高校の軽音楽部での活動を伝えるためにも「かっこいい!!」と思わせるものを作るべき!!
開催日、第〇回 二子魂衝動、出演バンド名+学校名+学年、ゲストバンド名、参加校の名前、主催(世田谷総合高校 軽音楽部)、を必ず書く。
バンド名や学校名に誤りがないよう、注意する。

〈パンフレット〉
参加校のみなさんに「残しておきたい」と思ってもらえるものを作ることが大切!!
表紙→開催日、第〇回 二子魂衝動、参加校、主催(世田谷総合高校 軽音楽部)
裏表紙→注意事項
左ページ→午前の出演バンド名、出演バンドの学校名+学年、演奏曲名
右ページ→ 午後の出演バンド名+学校名+学年、演奏曲名(ゲストバンドは書かなくて良い)、ゲストバンド名+公式SNSなど
を必ず書く。
開催する季節のイベントに合わせたイラストを描くと◎
フライヤーと同様に、バンド名や学校名に誤りがないよう注意する。


③設営時の指示出しとタイムキープ

→設営に入る前に各班長から作業時間を聞く。
それを踏まえて設営開始時間を決め、
「何時までに終わらせてください」と伝える。
視聴覚室からは出ずに、全ての班の設営を広く見つつ、きりの良い時間から終了時刻の半分の時間、15分前、10分前、5分前...と全体の班に声をかけていく。
もし、トラブルや設営に時間がかかっているようであれば何分延長するのかと現在の状況を班長と連絡を取り合いながら、後倒しで終了時間を組み直す。
先に終わった班はグダグダしてしまうので、掃除をさせたり、人手が足りていない班の手伝いをするよう促す。



④ライブ当日の指示出しとタイムキープ

〈朝〉
8:30 集合・部会
部会で二子魂衝動の大まかな流れと連絡事項(誘導開始時間、注意点、出演バンドのエントリーシートの変更点など)を伝える。
PAのルームチューニングが終わったら、1バンド目のサウンドチェック(大体10~15分)を開始するように声をかける。
(手が空いている部員は荷物整理、視聴覚室+控え室の掃除などを行う)
この時も誘導開始時間にも目を向けながら、15分前、10分前、5分前...に「あと〇分で誘導開始します」のコールや学校が揃ったかどうかの報告をする
各学校の欠席確認や誘導開始は誘導班と携帯で連絡を取り合う!←"重要"

〈午前〉
二子魂衝動が始まったら、1バンド目の演奏がスタートした時間をノートに書き込む。(2バンド目以降も演奏が始まった時間を書き込む)
トラブル、各校の顧問の先生や講師の方からのアドバイス、ライブ中に感じたこと、ローディーからの貸し出し物はきちんとノートにメモしておくようにする。
午前最後のバンドが終わった時間を書き込む。
午後の開始時間、誘導開始時間を司会に伝える(午前のライブの進み具合によって午後の開始時間が変わる可能性がある)

〈昼〉
参加校の皆さんの退場を促し、人がいなくなったら午後1のバンドのサウンドチェックを促す。
時間が余ったら換気をする様にコールする。
午前のライブが予定より巻いた場合は、昼食後に交流会を行う。
(パートごとに行うと面白いかも?)

〈午後〉
午前と同様。


⑤撤収時の指示出しとタイムキープ

→参加校のみなさんを退場させ、大体の人がいなくなったらあらかじめ班長から何分くらいで撤収が出来るか連絡をもらう。
それを踏まえた上で、何時までに撤収をするか伝える。
撤収は疲れを伴っているので、特に急がない慌てないと注意して怪我や事故防止に務める。設営時と同様に、きりの良い時間から終了時刻の半分の時間、15分前、10分前、5分前...と全体の班に声をかけていく。
また、トラブルや撤収に時間がかかっているようであれば何分延長するのかと現在の状況を班長と連絡を取り合いながら、後倒しで終了時間を組み直す。
手が空いてる人に控え室の忘れ物確認、掃除を促す。


⑥ライブの中断や中止を判断する

これは必ず起こることではないが、二子魂衝動責任者として"最も重要"な仕事!!
もし、地震や停電、怪我をしてしまった人がいて救急車が来たなどのトラブル、ドラムのヘッドが世田谷総合にあるもの全てが破けてしまったりアンプが壊れてしまって換えが効かない時などは二子魂衝動を中断、もしくは中止せざるを得ない。
その時の判断は全て二子魂衝動責任者が受け持つので、臨機応変に素早くトラブルに対応するように心がける。「こうなったらこうしよう」と以前から判断を考えておくとすぐに行動に移せるので◎(実際に起こるかどうかは分からないが常に何かある!という意識を持つ)


☆全体を通して大切なこと☆
・視野を広くする!
・トラブルがあっても焦らずに、分からなければ先生や幹部を頼って臨機応変に対応する!
・常に部員と連絡を取り合う!
・気付いたことがあればすぐにメモする!
・責任者であるからこそ自分の態度や行動が全体にも影響する事を念頭に置く!
・常に二子魂衝動の状態を知っておく!
・全体的に行動は早め早めにするように!

2024年5月2日木曜日

育成バンドスタート


まず最初に希望を尊重しながら個人の楽器パートを決めます。
指導者となる先輩部員がパート毎にくじ引きで1年生育成のための育成バンドを組みます。
育成は6月の育成発表会までのおよそ2ヶ月をかけてプロの楽曲をコピーする課題曲1曲と自由曲1曲を練習しながら以下のことを学びます。
今年の課題曲は
Conton Candy ロングスカートは靡いて
です^ ^


『部員としての基本』
《スタートは部活での決まりごとの確認》
☑️挨拶と返事:できなければ退部勧告です
☑️時間厳守:遅刻は重罪、他人に時間的な迷惑をかけない、万が一の状況連絡はとても大事
☑️軽音ノート:練習の記録、他人が受けたアドバイスをも自分に役立てるように記録、目指せ軽音ノート使いのプロ!
☑️掃除:掃除はエリートがする仕事、自在ホウキは押してはダメ
☑️バンド企画書の作成:バンド名はバンドの命、詳細に記入後顧問に提出

『練習の前に』
☑️必要な楽器と機材:自分に合ったいい楽器とは、自分の機材の取り扱い
☑️プラグの抜き差し:電源でも楽器の接続でもプラグを持って抜き差しは基本中の基本!
☑️チューニング:竿物楽器に触れるときに毎回必ずチューニングをする
☑️シールドケーブルを自作:ケーブル作成会に参加して仕組みを知ろう
☑️シールドの8の字巻き:ケーブルの扱いの基本、大切にしたくなる機材との関わり方
☑️メンテナンス:楽器と機材のメンテナンス方法、弦交換や指板の手入れ、バレーコードも楽な弦高調整、オクターブチューニング、接点の清掃

『個人練習』
☑️今日の逸曲:世田谷総合の楽曲分析とヘッドフォンで聴く低音が豊かな音楽の世界
☑️基礎練習のパターン:運指やストローク、パラディドル、アクセント移動、ボイストレーニング
☑️メトロノームを使う:クリックに合わせる意識では無く、クリックを聞くが大基本、メトロノーム先生が上達の近道!
☑️リズムリーディング:リズムパターンを変えながらクリックの裏にある8分音符を感じ取る
☑️参考資料の紹介:音源と映像、プロのライブをコピーする
☑️個人での曲練習の進め方:クリックを聞きながらセクション練習
☑️自由曲の選曲:やりがちな好きな曲ではなくボーカルの音域最重視で選曲すること
☑️移調でベストマッチ:間違いがちな転調と移調、楽曲のキーを変えること

『バンド練習』
☑️空合わせ:スタジオに入らなくてもできるバンド練習、メトロノーム必須
☑️スタジオと機材の使い方:スタジオの予約、マイクのセッティングとPA卓の調整、アンプのセッティング、メトロノームのセッティング
☑️スタジオ練習の進め方:効率良いスタジオの利用はセッティング後のムダ音をいかに少なくするか、セクション練習を基本に曲を分けて完成度を上げる
☑️バンドアンサンブル練習:ライブでのいわゆる中音の作り方。自分の音はもちろん全員の音が聞こえているか、ボーカルが一番大きく聞こえているか
☑️ライブに向けた表現:ライブパフォーマンス、見せ方、聴かせ方
☑️スタジオ利用時の注意:帰宅時間など保護者との約束厳守

『成果の発表』
☑️ライブエントリー:セット図の書き方と提出
☑️ライブ発表会:一番カッコいいライブを
☑️目指せ!100の問い:軽音部の知識テスト100の問いで30点以上を獲得せよ、上級生はは80点以上取れる


『バンドの終焉』《解散を体験》
☑️育成バンド解散式:悲しいか嬉しいかそれはどんな時間を過ごしたかで決まる
☑️ようこそ初級者へ!:誰も君を初心者とは思わない

1年生は軽音楽の入り口を新しく学びますが、上級生も普段の活動を言葉に現して教えることで、基本や初心を振り返りる機会になるため、改めて学び直せます。そのため、育成バンドでは教える人、教えられる人が互いに学び成長するメリットがあります。

その後本バンドと呼んでいる自分たちのバンドを話し合いで組んで、オリジナル楽曲の制作に入ります。



育成バンド終了後、もしかしたら17期の選抜バンドを作るかもです、、

選抜バンドは世田総の看板を背負って7月以降の全ての合同ライブに出演してもらいます!